好きの形はひとそれぞれ

【舞台・アイドル・宝塚・ドラマ】好きなことを好きなように。

最近の欅坂愛のつまるところ

『とにかく最高なのよ!二人セゾン!』

人様が作ったものを「良い」だの「悪い」だの言うのは気が引ける。
だけど私の中の価値観で、偉そうに何か言っても良い、というならば
もう最高ですとしか言い様がない。

アイドルと曲。

単純なこの世界は複雑な感情で動いている、ってどこかのやすすが言ってたけれど、
事実、アイドルこそ曲が命であり、見る人聞く人によって曲の重みも変わってくるのはアイドル曲だって同じ。

でも、ずっと応援してきたから…とかそういう理屈的なものではなくて、
「一瞬」が生み出す感動がいくつも詰め込まれているのが私にとっての「二人セゾン」

ゆいちゃんず、というユニットを知らずとも、
飛び跳ねるボールのように、二人で同じ振りを踊っている姿は愛くるしいの一言だろうし、
ふーちゃんがこれまでどういう考え方で欅坂46の中で行動してきたか、どれだけみんなを信頼し切磋琢磨してきたかを知らなくても
彼女のダンスは優雅で美しく、一瞬の感動を与えてくれる。

柔らかな光に包まれて、しなやかに舞い踊る姿に、
涙が溢れた人は私だけじゃないはず。

フロントメンバーになる嬉しさとプレッシャーを乗り越えて
笑顔で舞い踊る小池や葵ちゃんの姿は、とても可愛いし、
バレエ経験を活かしておどるさとしはとても綺麗だ。

何をするにもガチなあかねん、ダンスを頑張りたいという気持ちが全面に押し出されている栗太郎。

それぞれの想いがパフォーマンスとして表現されてる。

てちが欅坂トライアングルの中心でばっきばきに踊る姿は、一部ではてちひろ、などという言葉で表されるぐらいに、マドンナのバックで踊ってたという凄腕ダンサーTAKAHIRO先生の生き写しかのようで問答無用でかっこいい。

緊張しいなのに、目立つポジションを任される緊張感は計り知れない。
センターの重圧をまた今回も乗り越えた。

TAKAHIRO先生は、過去映像の中で
出来るか出来ないかギリギリのものを提示する、と言っていた。
そして彼女たちはそれをやってのける、と教えてくれた。

今回で3枚め。何曲も何曲も先生の期待に応え続けてきた。
信頼と期待が折り重なって、少しずつ成長してきた姿が二人セゾンにあふれている。

普通の女の子が頑張っている姿から、アイドルとしてパフォーマンスの質を向上させた。
誰にでも踊れるような簡単な振りだと言っている人もいるが、
「魅せる」ってそんな単純なものじゃない。

だんだん声質の個性もはっきりしてきて、
それらが良いように反映されているようにも感じる。

実際、てち×小池×葵ちゃんのユニゾンがここまで繊細で思春期感が強いなんて想像もしていなかった。

まだ明かされていない最高のユニゾンはいっぱいあるはず。
それがいつどうやって聴かせてもらえるのかと考えるだけで未来に楽しみが出来る。

同じ阿呆なら全力で踊ってやろうじゃないかというスタンスで
今後も欅坂46を全力で観察したいと思います。


アイドルこそ曲が命。
その期待に応え続けてくれる幸せに浸りつつ。


3rdシングル 「二人セゾン」発売おめでとうございます。